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2014-08-24

遺品整理、現状回復の費用に備えた保険が登場

近年、増加する孤独死や事件死、自殺などで必要となる遺品整理屋や特殊清掃、現状回復などの費用負担から家主や管理会社のリスクをカバーする保険が、少しずつですが取り扱われ始めています。

ジャスダック上場企業であるシノケングループ(8909)の子会社、ジック少額短期保険株式会社が2014年7月から発売を開始した家財保険「賃貸住宅生活総合保険」(生活安心総合保険)は、特約で「孤立死原状回復費用保険」を附帯することができます。

この特約は、賃貸住宅のオーナー(賃貸管理会社を含む)を被保険者として、賃貸住宅に入居する高齢者単身世帯の急増に伴って社会問題化している「孤立死事故」による賃貸住宅の汚損等のトラブルに対し、オーナーが行う原状回復費用を補償してもらうことができる特約です。

保険会社:ジック少額短期保険株式会社
商品名:「孤立死原状回復費用保険」
当事業所でも取扱いを行っております、アイアル少額短期保険株式会社が手掛ける「無縁社会のお守り」は、被保険者が所有または管理する賃貸住宅戸室内で「自殺」「孤独死」「殺人または傷害致死」といった死亡事故が発生した場合に、保険金が支払われます。
現状回復にかかる費用を限度額100万円まで補償してくれるうえ、特徴的なのが、最長12か月分・200万円を限度に空室期間や値下げした場合の家賃損失を補償してくれる点です。

保険会社:アイアル少額短期保険株式会社
商品名:「無縁社会のお守り(賃貸住宅管理費用保険)」

以上の通り、社会環境の変化から独居老人の世帯数が増えるのと比例して、増えていく孤独死等に対応した保険が各社から今後も発売されていくと思われます。

ただ、入居者か加入できる保険は今の所ありません。
その意味では、ご遺族の経済的な負担を軽減できる保険商品の登場が望まれています。

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